鹿児島県　Y社様　南国だしつゆ開発事例

ご相談内容

お客様の社内でご当地原料を使用し名産品を育てたいと企画された商品です。与論島で生産された「きびざら糖」「塩」を使いめんつゆを作って欲しいと依頼がありました。まずは一旦テストマーケティングを行いたいとの要望を受け、特例的に少量で生産した商品です。レシピは開示されずベンチマークとして試作品を提示頂き、弊社で全てレシピを構築して欲しいとのご要望でした。

提案事項

クライアント様の土地柄、甘めの味付けが好まれると推測し、あえて甘めに振ってレシピを構築しました。また小ロット生産で、どうしても割高になる可能性があるため、容量をご希望の300ccから220ccに変更する事をご提案させて頂きました。

開発におけるこだわりポイント

ベンチマークとして送付頂いたサンプルを一旦分析したところ、スペック的に日持ちに不安が残ると判断しました。結果2倍濃縮タイプとしてレシピを再構築し、希釈後でサンプル品に近い雰囲気に合わせる事に苦慮しました。また、だし感について特徴を出したかった為、枯れ節3種（かつお、さば、宗田かつお）を使用し、希釈後でも豊かなだし感を再現できるよう工夫しました。